定番プレゼントをどうぞ

Posted by ema-sque on 24.2010 0 comments
クリスマスイブとクリスマスにはサンタ帽をかぶって患者さんの心を和ませましょう!と
だれが言い出したんだっけ…。

私だったかもしれないし、幹ちゃんだったかもしれないけど、今朝の検温はサンタ帽をかぶって、カルテと体温計は白い袋に詰めて病室を回る。

患者さんたちにはおおむね好評だったけれど、途中すれ違った入江くんは少し怖い顔だった。
いつもなら入江くん~似合う―?なんて行くところだけど、今日は我慢我慢。


途中、コトリンのモデルが私だって事を知っているヲタクな患者さんがいて、ビキニのサンタガールコスチュームをおしつけられたのだけど、笑顔でスルー。とりあえず白い袋につっこんで…。
当時もだけど今は人妻。一児の母なんだからっ。

今日はクリスマスイブ。琴美とお義母さんがクリスマスパーティの準備をして待っている。
パパとママがいないクリスマスイブなんて、ありえない。今日は何が何でも入江くんとふたりで帰らないと。

裏門にたどり着くまでの間に、いろんな人からクリスマスプレゼントを押しつけられていたけれど、全部キラースマイルならぬイクメンスマイルで「娘に素敵なプレゼントありがとうございます」と受け取っていたみたい。

「入江く~ん!こっちこっち!」
私は両腕をぶんぶん振り回した。入江くんはそんな私を見定めると笑顔で走り寄って
「琴子!!!メリークリスマス!」と私の事を抱き上げて………

なぁんて。そんな漫画みたいな展開になるわけもなく、私の居る方向に向かっていつも通りの歩調で歩いてきた。
「年甲斐もなくはしゃぐなよ」
「えっへへ。ごめん~。今年もクリスマスイブはおうちで過ごせるかと思うと嬉しくて。」
「そうだな。」
入江くんの素直な同意が嬉しかった。

妄想の中の優しくて饒舌な彼を夢想するのも好きだけど、こうやって何気ない言葉を何気なく返してくれる。それが嬉しい。

つづきます
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