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Author:ema-sque
こちらはema-squeが自分の好きな漫画やアニメ、ドラマの妄想漫画やイラスト、妄想駄文を置くblogです。

イタズラなkiss、プリキュアシリーズ、連続テレビ小説シリーズ、日々読むマンガなどでも落書きしたり、つぶやいたりします。

だいたいは「いつまでもいりこと」と唱えながら妄想に浸りつつイタキスの落書きを描き散らしています。

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03/15(Sun)

ムーンマジック2


そっと洋服をつまんで持ち上げ、顔を近づける。
小さいけど琴子‥。ぐっすり寝入っている。

琴子が入れたコーヒーが飲みたい‥とは思ったけれど、
琴子が入っているコーヒーか‥。俺、うっかりリビングで寝てしまって
夢でも見ているんだろうか。

手のひらに載せて、つんつんと頭を軽くつついてみる。
むにゃむにゃと目をこすりながら、ちび琴子が目を覚ます。

「あ~入江くんだぁ!わーーい夢で会えて嬉しいな!でも、何で
 そんな巨大化しているのかしら??」

ちび琴子は自分の起きた場所が大きな掌の上であることに驚いて、
「あれ?私が小さくなっているのね?!。なんか面白い夢だなぁ。」
などと言いつつ、小さくなった手足をにぎったりしたり、掌の上を
足踏みしている。
掌で繰り広げられる微妙な感覚と自分の視覚に疑いを感じたので、
空いていた手で頬をきつくつねってみる。

‥痛い、痛いぞ。

「これ夢じゃないぞ!琴子なにやってるんだよ?!」大きな声をだして
掌を近づけると、ちび琴子は手で耳を押さえて、あたふたする。
「ごめん、五月蝿かったか。」

「あのね、家でコーヒー淹れていたの。入江くんの分もマグカップに入れて
 一緒に飲んでるつもりで。
 で、とても綺麗な満月が見えたらから、お月様に夢で入江くんに会えます
 ようにってお願いして、寝て‥‥これ夢じゃないの?」

眉間に深い皺を寄せて、頭を抱えたくなった。
「また訳分からないことに‥」

ちび琴子は掌で小さな顔を青くして「ごめんなさい」とおろおろしていた。
掌の中でバランスを崩しそうになったので、リビングに連れて行き、
ソファー横のコーヒーテーブルにそっと降ろす。

「ちょっとそこで動くなよ。うちに電話してみる」
「う、うん」

自宅へ電話をかけると、母が眠そうな声で受話器を取った。
「あら、直樹。こんな時間にどうしたの?琴子ちゃん??
 ん、部屋で寝てるわよ?え?ちゃんと寝てるか確認しろって?
 ちょっとまってて?起こして電話口に‥え?いるかどうかだけ?
 わかったわ。」
数分保留音がなり、再び母が出る。
「琴子ちゃん、貴方の写真立て握って寝てたわよ~。今度は起きて
 いるときに電話してあげてよ!」

「わかったよ。おやすみ。」

どうやら本物の琴子は世田谷の寝室でぐっすり寝入っているらしい。
俺を想う余りに生霊に?!‥っていうような怖いものには見えない
けれど、とにかく本体が夢から覚めたら消えてしまう物かも知れない。

さっきつねった頬はまだ痛いけど、俺も琴子を想う余り
夢でも見ているのかもしれない。
しょうがないな‥。
「コーヒー淹れたら少し勉強するから、邪魔するなよ。」
「うん!」
ちび琴子はテーブルからソファーに座る俺の膝に飛び乗ってきた。



2008年08月15日(金) 01時49分14秒 イタKiss何でも書いてみように投稿、公開
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