Embrasse-moi

ただの主婦が好きな漫画やアニメの二次創作置く僻地ブログです。

空白の誕生日1

えーと。昨晩から、自分の書いた駄文を読み返したくて、ずっとブログを探していたのですが、ようやく発見!。

半ば自分のためだけに再録させていただきます!


☆☆☆☆


時は、結婚式を控えた、入江くん誕生日前日‥

夜遅く帰宅して、冷えた夕飯を温めなおしていると、琴子が包みを持ってキッチンにやってきた。

「お帰り。入江くん」
「ん、ただいま」
「ねぇ最近お互い忙しくて、あえないね」
「そーだな」

久しぶりにまともに琴子を見たかもしれない。
疲れた目に、やたらまぶしく見える‥。

「ねっ明日って入江くんの誕生日でしょ?」
「‥静かに誕生日は過ごすから。賑やかなのは遠慮するよ。」

どちらにしろ、結婚式とその後のハネムーンのために色々片付けることが多い。
お袋が急に結婚式とか言い出さなければ‥普通の恋人同士のような誕生日を
過ごしても良かったのかもな‥と頭の端によぎったが‥どうしようもなく
忙しい‥。

「えっと、一日早いけど、これ‥」
綺麗にラッピングされた包みを胸に押し渡された。
「はい!お誕生日おめでとう!」
頬をピンクに染めて、俺の顔を覗き込む。
「開けてみて!」

がさがさ‥

それはブルーのストライプのパジャマだった。
「‥パジャマねーー。実用的だな。まともなプレゼントだな。お前にしては。」
「え?!‥そ、っそお?」
肌触りもよい、上質なパジャマだった。こいつのことだから、売り場をうろうろ探しまくったのだろう。

「明日は特にパーティしないって、おば‥‥お、お義母さまが」
「ああ、片付ける仕事が多いから‥」
「あの、あのね。夜は空いてる?」
「?夜? 普通に帰ってくるけど?」

今度は顔を真っ赤にして
「あのね、夜、このパジャマ着て私の部屋に来てもらってもいいかな?」

ドキッ?!
一瞬パジャマを落としそうになったけれど、悟られないよう持ち直す。

「なんだよ」

「せっかくなので、少しだけお祝いさせてほしいのだけど‥」
「だ、だめかな???」
そうやって上目遣いでお願いされると、もうなんだかお手上げだ。
「別にいいけど」
「え!本当!?やったーーーっ」
「あ、花束とかケーキとかいらないからな」
どうせ9日後には食べたり、貰ったりするからな。

「うん!」
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